福澤文明塾生の声

ホーム > 福澤文明塾生の声 > ピックアップセッション > ピックアップセッション Vol.1

「柔道」講師: 瀧本 誠 (柔道家)

投げられ役を体験!困難を乗り越える強さが必要と再認識

瀧本選手の投げられ役としてお声かけいただき、本当に光栄でした。瀧本選手は僕よりも15kg程重いはずなのですが、組み合ったときの予想外の“軽さ”に本当に驚きました。それは、余計な力が何も入っていない、というのを体現していると思います。もちろん、立ち技や寝技のキレは、「ハンパない」という言葉がぴったりだと思うほどキレがあり、力強かったです。

瀧本選手のお話にも、非常に共感出来る部分が多くありました。やるだけやったら、後は考えすぎない。楽しんでやる。などといったところは、僕自身「いざ」というときに、心がけている部分でした。しかし、これを実行するには、入念な準備や練習が不可欠で、その境地に達するのは、本当に難しいことだと感じていました。

瀧本選手の、組んだときの体の軽さ、試合に向かう心の軽さ、どちらも自分への信頼や、自信がないと出来ないと思います。
辛くても逃げたくても、「折れない、逃げない、あきらめない」という心を持って、困難を乗り越える強さが必要なんだ、今回の授業を通じて再度強く認識しました。

20代 男性(大学生)

瀧本さんの“いざ”というときのための心の持ち方に感銘

セッションでは、希望者をナント瀧本さんみずから投げ飛ばしてくださる(しかもたいてい2回)というファン垂涎の時間がありました。周りを机に囲まれた2畳ほどのスペースで、ときには歯向かう塾生もいる状況のなか、上手に怪我のないように投げ飛ばしていらっしゃり、さすがの余裕でした。

「いざというときに力を発揮するには」という問いかけがあり、各班さまざま発表していました。瀧本さんの言葉で印象に残ったのは、「私は柔道では練習も積み、経験もあり、精神もうまくコントロールできるけれども、柔道以外では自分をうまくコントロールできない。特にこういった話をするのは苦手である。だから私だけが”いざ”に強く、ここにいるみなさんが“いざ”に弱いとはとても思えない。“いざ”のときに、マイナスイメージを持たないことが大事」というお言葉でした。
また、準備がたりていないために緊張するという考え方に対して、「準備は試合に臨むための最低限の条件」ともおっしゃっていました。
本当に、こちらのセッションに参加してとてもよかったです。

20代 女性(会社員)

セッションの感想

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

ページの先頭へ