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イントロダクション

イントロダクションは、プログラムの初回に行うキックオフのセッションです。テーマは「福澤を現代に生かす」。150年前、幕末から明治維新にかけての激動の時代に、社会に向けて新たな文明論を提示した福澤諭吉の理念に触れるきっかけを提示します。なぜ今この時代に福澤なのか。社会のグローバル化とボーダーレス化が進展した21世紀、福澤の思想の普遍性に目を向けることを目的としています。

セッション回数 全1回(初回)
セッション時間 120分
イントロダクション

今までの主な講師

  • 福澤 武(慶應義塾 評議員会議長)
  • 岩谷 十郎(福澤諭吉記念文明塾プログラム・コーディネーター、 慶應義塾大学 法学部教授)
  • 田村 次朗(福澤諭吉記念文明塾プログラム・コーディネーター、 慶應義塾大学 法学部教授)

イントロダクションの感想

特に印象に残ったのは(そして多くの人が感じていたようだが)「知徳の模範」たること。頭でっかちでは人を率いていけない。智と徳のバランスが重要であること。この言葉に文明塾のエッセンスがあるのではないかとすら思える。個人的には、智と徳のバランスだけでなく、この関係(智から徳への昇華、また徳から智への還元)を結びつけることに興味を持っている。本塾でそのヒントだけでも得られればと思う。
(30代 男性 会社員)

講師の福澤武さんの話は、ユーモアに富みつつも、非常にためになる話でした。 例えば、”気品の大切さ”について、知識だけでは真の知識人になることはできず、徳も身につけることが大事だという言葉が印象的でした。品格、品性は、一昼夜に身につけられるものではなく、人との関わりにおいて身についていくものであり、また、人それぞれの品があると思います。 また、教育においては、まじめに真っ向からぶつかっていくのではなく、ハンドルの遊びが必要で、ユーモアの中にも物事の本質、社会の道徳を自ら発見し、理解することが大切だという話もありました。
人生において、限られた経験の中でより多くのことを学び習得するためには、自ら考え、本質を見抜く力を磨くことが必要です。文明塾での貴重な経験で、私も少しでも物事の本質を見抜く力を磨ければと思います。
(30代 女性 会社員)

※福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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