福澤文明塾生の声

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「刺激し合う仲間」 第19期修了生: 細川 日菜子(大学生)

違う視点から世界を見てきた人々との出会い

 社会人と学生がともに学んでいる環境であることが文明塾の特色の一つにあります。更にいうならば私は自分と似ている人が誰一人居ないという世界です。このため、ディスカッションや質問タイムの時間には毎回新たな発見があります。自分では気づかなかった視点、自分とは全く異なった意見、毎回のセッションが勉強になりました。全員が刺激を受けながらも、他人を刺激するということが当たり前でした。私は今回19期で一番年下かつ留学など特別な経験をしてきた学生ではなく、最初のうちは周りの意見に圧倒されていました。しかし、皆さんが年齢で判断するということが全く無く一人の人間の意見として私の考えを真摯に受け止めて下さるので臆することなく議論、対話をすることができるようになりました。それだけでなく、グループワークが煮詰まってしまったとき、ディスカッションが滞ってしまった時、自分の意見や進行で再び活発化した時の喜びを味わうことも徐々に増えました。話すことが無くなってしまった雰囲気がガラッと変わり、目がキラキラと輝いている仲間と対話するその時間はかなり濃密でした。その代わりに家に帰るとヘトヘトで時には帰りの電車でも寝てしまうことが多々ありました。電車の終点に住んでいて良かったと心から思った瞬間です。笑

天井を作るのはいつも自分

 自分がこれからどう生きていくか。文明塾に入ることなく大学生活を送っていたらこの答えはまた違ったものになっていました。入塾してみて周りを見渡してみると、自分のやりたいことをやり、成りたい自分を達成してきた人ばかり。それまで意識はしていなかったものの、私は自分が選べる選択肢の中から道を選んで生きていたことを実感しました。状況を見て一日一日を同じルーティーンで過ごすことこそ楽なものはありません。挑戦をすることは面倒なことだし、リスクも伴います。しかしその分だけ面白味があります。私は今のままの自分で良いのか、楽な川の流れに身を委ねる生活で満足するのか文明塾の仲間たちと学ぶことで、改めて自分を見つめ直すきっかけに繋がりました。

最後に

 熱い議論を交わしながらも笑ったり、泣いたりしながら、年齢、職種が異なる人間同士がここまで団結できるのかと正直驚きました。毎回のセッションに全力で取り組み、よりよい議論にするにはどうするべきかを常に考える向上心の塊のような仲間に囲まれ本当に幸せです。もし応募を迷っている方がいらっしゃいましたら、是非一歩踏み出して頂きたいです。

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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