福澤文明塾生の声

ホーム > 福澤文明塾生の声 > 福澤文明塾でできた仲間 > 福澤文明塾でできた仲間 Vol.20

「変わりたいと強く思った三ヶ月。そしてその先へ。」 第15期修了生: 足立 大和(大学生)

「文明塾ってどんなところだった?」「何か役にたったの?」

15期を終えてから、友人からこのような質問を多く受けました。一言で答えるには難しい質問ですが、このホームページを見ている方も気になるところだと思います。この文章が文明塾のことを知りたいと思っている皆さんの役に立てば幸いです。文明塾のことは知りたいものの、ここからの文章を読むのが面倒な方へ。無理やり簡潔に紹介するときっとこうです。

ものすごくエネルギッシュなところです!

そして役に立つというような次元ではなく、一生ものの経験と仲間が得られると思います!

高め合える仲間と出会って

福澤諭吉記念文明塾とはと聞かれると、多くの答え方があると思いますが、私は「高め合える仲間と出会える場」と答えたいと思います。私のこれまでの人間関係とは大きく違った、刺激的で多様な仲間との三ヶ月間がそう言わせるのだと思います。

「多様性という言葉は美しいが、実はこれが一番面倒で一番難しい。」これは文明塾コーディネーターの田村さんの言葉です。文明塾は多様性に富んだ集団ですが、それぞれの個性が強すぎて議論が紛糾することもしばしばです。しかし個性的なメンバーが真剣に議論して生まれるエネルギーは凄まじく、そのエネルギッシュな仲間たちを見て私は「このような人になりたい、成長したい」と強く思うようになりました。これは私だけでなく15期や期を超えた仲間たちも口を揃えて言うことです。お互いに刺激し合い、高め合っていける仲間と出会える場なのだと強く実感しています。

文明塾は「厳しくて温かい場」であるとも言えると思います。私は初めの頃は周りのメンバーに圧倒され、話についていくことで精一杯でした。これでは全く周りに良い影響など与えられないな、と自分の存在価値について考えるようになっていました。そんなことで悩んでいるとき、飲み会の席である社会人の方から、「お前は頑張りが足りないよ。周りに比べてどうこうよりも、できることやってみるしかないでしょ」という内容のことを厳しく言われました。さらには同じグループの方にも同様の内容で厳しく言われたことを昨日のことのように覚えています。厳しくて、痛くて、刺さる言葉でしたが、真剣に指摘してくれたことがすごく嬉しくて…。社会人の彼らから見ると青臭くて未熟な私のことなど、当り障りのない言葉をかけて三ヶ月を終えることは簡単だったはずです。それをあえてきびしい言葉をかけてくださった。すごく温かいなと感じました。その後「こんなにも変化した姿が見られて勇気をもらった」という嬉しい言葉をいただきました(もう一方にはまだまだ認めてもらっていないと思いますが笑)。そういう意味で「厳しくて温かい場」であったと思います。

終わりは始まり?修了後も続いていく文明塾?

現役生としての活動を修了した後も、活動は続いています。例えば私が所属していた15期Dグループの「若き血プロジェクト」は2016年9月に第一弾を行いました。今ではDグループだけでなく他のグループや、さらには期を超えたプロジェクトになっています。他の期でも同様に様々な活動が展開されています。

文明塾で出会った仲間は本当に一生ものです。

今後の活動を共に行っていけることをとても楽しみにしています。

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

ページの先頭へ