
福澤文明塾では、プログラム修了後も興味のあるセッションに参加できます(要
参加費)。また、年に何度かは修了生向けのセミナーも開講されるなど、継続的な参加が可能となっています。
修了生自身も「福澤諭吉記念文明塾会」という同窓会組織を立ち上げ、年2回、
修了生や福澤文明塾関係者が一同に会する会合を開催したり、修了生の未来貢献活動を支援する制度を運用したりしています。他にも、有志が集まり勉強会や読書会、セミナーなどを定期的に開催しています。
福澤文明塾の修了生の間では、「プログラムは修了しても、福澤文明塾との関係は終了しない」という言葉を交わすことが多いのですが、まさに「プログラム修了後が本番!」なのです。
ここでは修了後の修了生の活動をご紹介します。
本をきっかけとして知的な空間を創ることで考える楽しさを体感する人たちを増やし、将来は独立自尊館を立ち上げることを目的とした一般社団法人。1期生を中心に2009年10月に設立し活動を開始。
活動実績
2010年5月に初プロジェクトとしてサッカー日本代表応援カフェ「SAMURAI BLUECAFE」に『サッカー 本の宇宙』を展開。2011年4月からは慶大三田キャンパス生協書籍部にて『[就活]一瞬 [仕事]一代 [読書]一生━就活だからこそ本を読むチャンス=経営者・先輩 達が薦めるこの1冊!』をプロデュース。また東日本大震災の被災者支援として『被災地 の高校生に本を』を呼び掛け、岩手・宮城・福島・愛知(避難先)へ本を贈る。
地域が求める事業を提案・実行する地域ルネサンスの黒子となることを目指し、2009年6月に文明塾1期生のメンバーを中心に設立しました。現在は、第二段階として港区にフォーカスした町会や商店会の人手不足に「社会のために何かしたい」と考える人たちの需要を組み合わせ、街の課題を解決する場(仮称:みなと学舎)を提供したいと検討中です。
活動実績(藤沢検定について)
昨年10月に市制70年を迎えたSFCキャンパスも所在する藤沢市の公認事業の一つとして、インターネット経由で受検をする藤沢検定を2010年10月から2011年3月まで主催しました。
福澤諭吉記念文明塾第2期コア・プログラムのグループワークにおいて、「家 族団欒を全ての子供たちに〜養子縁組支援事業〜」というテーマで養子縁組支援 を実現する事業計画の立案に取り組み、同塾内で最優秀賞を獲得。 プログラム修了後は、実際に社会に対して行動を起こしたいという想いの下、要 保護児童問題に関する一般向けの啓発活動を継続。 2010年10月30日に講演会「すべての子どもたちに家族の団欒を〜要保護児童の現 状と解決に向けて〜」を開催した。
講演会の様子は以下のWebページでご覧いただけます。
講演会報告書は以下よりダウンロードできます。
「環境教育ツールLogy&Nomy(通称ロジノミー)」は2010年 9月開講のコカ・コーラ環境教育プログラム第1期のグループ提言として誕生しました。
環境と経済のつながりをテーマに展開されるこのゲームは次世代を担う若者が「より実感を持って」環境問題を捉えるきっかけになるよう「総合的な学習の時間」などの授業に活用されています。
(以下紹介サイト キャリアリンク)
http://www.career-program.ne.jp/keioac/logynomy.html
活動実績
◎都内および近隣圏中学校・高校中心に出張授業多数(2016年現在も継続中)
◎ASEAN諸国の学生向けに英語版リリース
◎教員向けワークショップに採用(教育委員会関係など)
◎手作りのツール製作や大規模出張授業では期を超えて多くの文明塾修了生がサポーターとして参加
「人がつながる社会をつくる」を企業理念とし、現代日本における未婚化を解決するため、「従来の伝統的な性別分業の枠にとらわれず、お互いの長所を活かして協力し合いながら家庭を築いていく夫婦」という新たなコンセプトの「よすが結婚相談所」を運営。3期生を中心に2014年9月より活動を開始。
活動実績
2015年7月5日 東京新聞にてインタビュー掲載
2015年8月13日 TBSテレビ「白熱ライブビビット」にて紹介
2016年3月12日 築地本願寺とのコラボイベント「築地でご縁結び」を開催
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000016987.html
http://educ.titech.ac.jp/isc/future/graduate_stories/049128.html
『Yappes Times』は、未来貢献を志す先導者を育成する慶應義塾大学 福澤諭吉記念文明塾から生まれたプロジェクトです。
東日本震災から5年、子供の不登校率や睡眠障害の多発、新たな街づくりなど、被災地の問題はまだ山積みとなっています。
本プロジェクトは、被災地をテーマに、参加者自らが新聞記者となり、取材・編集・発信を行います。そのプロセスを通じ、これからの社会で求められるリーダーシップ力、課題設定力、情報発信力を培うとともに、自らが問題解決を先導することで未来貢献を果たすことを目指しています。
「やっぺす」とは、石巻地方の方言で「一緒にやりましょう」という意味です。
毎年新たな参加者を迎え、各分野の専門家の持っている知識・スキル・経験をフルに活かしプロボノ活動として、『Yappes Times』が生まれています。
Yappes Times vol4 表紙
Yappes Timesは、以下よりダウンロードできます。
http://www.ipad-zine.com/b/1501/
http://www.ipad-zine.com/b/1970/
http://www.ipad-zine.com/b/2001/
http://www.ipad-zine.com/b/2358/
活動の様子
“訪日外国人に忘れられない体験をプレゼントする”をコンセプトとして掲げ、7・9・10期生を中心に2014年10月に設立し活動を開始。活動内容は、伝統文化に携わる職人の教えのもと、訪日外国人が日本人と共に楽しく日本について学べる場を提供する「SAMURAI MEETUPS TOUR」と、現地の人と一緒に日本の風情を体感できる「DISCOVERY TOUR」の2つのツアーの企画・運営。2016年8月に特定非営利活動法人として法人登記。
活動実績
実績としては、ツアー開催数は31回、参加者数は延べ536名27ヶ国。3名限定の江戸寿司職人が案内する築地市場ツアーから、60名規模の屋形船東京湾ツアーまで、幅広くツアーを開催。今後は、より多様な旅行ニーズに応えるべく、きき酒師が案内する酒蔵見学プレミアムツアー、100名で座禅を組むZEN100ツアー、日本遺産を巡るツアー等、価格・規模・地域をさらに広げてツアーを展開予定。