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イノベーター 講師 牧野 正幸(株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者(CEO))

田口さんのセッションを受けて

田口さんから教えていただいた下記3つのことを意識して、心がけるようになりました。これらにより、私の「意識」が変わると「行動」が変わり、「行動」が変わると「物事の見方、考え方、言い方」が変わり、そしていい意味で、「私の人生が変わる」ということを体感しています。
1つ目は、自分の意見を伝えるときは、ただ伝えるのではなく、相手が受け取りやすいように分解して話すこと(因数分解)。
2つ目は、「出来事に意味はなく、意味は後からつけるもの」というフレーミングを利用して、自分にとって悪い出来事も、失敗は成功のもとだという様に、前向きに捉え方を変えること。(頭では分かっていても、実行するのが難しいため、日頃からの練習が必要だと仰っていた)
3つ目は、相手のことを本当に想って話すのならば、話す内容は3つまでにすること。
また、セッションに同席された、昔からのご友人である漆さん(品川女子学院理事長)との対話は、互いに大きな信頼感と尊敬を感じました。漆さんのように客観的な目線で率直に意見を言う存在(第三者的視点)は、自己理解を深めるために重要であり、自分もお二人のような関係を友人たちと築いていきたいと思いました。

20代 女性(学生)

期待を超える

一見よく聞きがちな言葉だが、田口さんの講演には2つ意味があると感じた。一つは、期待を超えてこそ次の仕事に繋がるということ。
お客さん、仕事のパートナーは何事にも予め期待値を用意している。その期待値を超えることで好印象を持ち、次の仕事に繋がる。
しかしもう一つは、どのような期待値を事前に持たせるかということ。経営者として、お客様と従業員をともに幸せにするという使命があるからこそ、それらを自然と両立できる業務システムに落とし込んでいると感じた。例えば、荷物の到着時間を従業員に無理のない時間で、ピンポイントではなくレンジで指定にすることで、レンジの最後でない限りは心理的にお客さんの満足度が高くなりやすいシステムを導入している。
このような「期待を超える」という言葉一つをとっても内容が深いのは、誰かから言葉を借りるのではなく、田口さんの言葉ひとつひとつが仮説と実検証に基づいているためだと思う。普段業務や思考に追われると、ふと都合よく言葉を借りて思考停止に陥りがちだが、私自身が成長し続けるためにも「自分で考え、自分で試す」という仮説検証を繰り返して、日々の思考の質を高めていきたい。

20代 男性(社会人)

セッションの感想

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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