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イノベーター 講師 牧野 正幸(株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者(CEO))

組織に埋もれずに、個人の力を高めておくこと

牧野さんのセッションでは組織に埋もれずに、個人の力を高めておくことが必要であるというメッセージをいただきました。絶対安泰という企業は存在しない今の社会では、組織への帰属に依存することにはリスクがあり、まさにその通りだと感じていました。今後、私たちはもっと個で評価されるようになると思います。組織ではなく個人のスキルが価値であり、そして、現代の戦う舞台はグローバルとなります。私は海外人材の紹介業に従事しており、日々海外からの候補者と話します。多くの新卒候補者は学生の時から会社でフルタイムに近い仕事を行っており、働くことを意識し、スキルを磨いています。スキルの獲得には貪欲であり、常に新しい機会にアンテナを張っています。今後は更にグローバル化が進み、そのような人材と私たちは同じ土俵で勝負しないといけません。自分の個としての力を磨いていくことを日々意識して仕事に取り組んでいく必要があると改めて考えた講義になりました。

30代 女性(社会人)

日本は必ず厳しくなる

この言葉は、クロージングメッセージとして私たちに投げかけられた。牧野さんは、常にグローバルな視野で世界における日本の立ち位置を分析されていた。例えば、日本から他のアジア諸国への「成長のバトンタッチ」や、日本の「旧来産業の限界」が、人材・産業構造の変化と併せて指摘された。今後さらに厳しい環境におかれる日本では、イノベーションを起こす「イノベーター」になることが、社会と各個人双方のために、不可欠だと気付かされた。牧野さんは、「学生」と「社会人」それぞれに対して「イノベーター」になるための方策を示唆してくださった。「学生」に対しては、「ゼロベースのディスカッション」。「社会人」に対しては、仕事における「ゼロベースの思考」や、「一番トラブっている仕事を掴むこと」。そして、「会社でうまく泳ぐよりも、自分の力を育てるべき」という言葉。現実を見つめ、行動する必要を強く認識した2時間のセッションだった。

20代 男性(学生)

セッションの感想

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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