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水泳 講師 萩原 智子(シドニー五輪競泳日本代表/日本水泳連盟理事)

物事にまっすぐ向き合う

萩原さんのセッションのあとに思い浮かんだのは、上記の言葉でした。萩原さんは今までの人生を「挫折ばかりでした」と振り返る。多くの人は挫折を味わいながらも、その事実を認めることはなかなかできません。そんな挫折を受け入れ、次の活力にしている。そんな姿からも萩原さんの人となりが見えたように思います。

また、萩原さんは笑顔を一番大切にしているとおっしゃっていました。 素直に、ひたむきに、そして笑顔で生きることは、至難であると感じます。そんな目標を掲げていらっしゃる萩原さんを嫌いになれる人はいるのだろうか?と思いながら聞いていました。

自らの人生を溢れんばかりの覚悟で臨んでいる萩原さんを身を以て感じ、セッション途中から目頭が熱くなりました。人生のロールモデルを見つけられたような気がします。

挫けそうになったとき、自分に負けそうになったとき、萩原さんが笑顔でメディアに出演していらっしゃるのを見ると”私も頑張ろう!”と思わせてくれる、そんな強さがありました。

20代 女性 (学生)

笑顔で夢を

大切にしているのは「笑顔」とおっしゃる萩原さん。その言葉どおり、そこにいるだけで場が明るくなるぐらい、笑顔が素敵な女性でした。ご自身の競技生活を挫折ばかりと評されていましたが、どんな壁にぶつかってもそれを乗り越えることで、自分の肥やしにしていったそうです。「どんな壁にも、必ず梯子があって、大切なのはそれに気付けるかどうか。周りの人や出来事が梯子をくれる。」と語る姿は、強く、しなやかで、女性らしくて、思わず「こうなりたい!」と魅了された塾生は私だけではないと思います。

一番印象的だったのは、自分の子どもに伝えたいことは何ですか?という塾生からの質問に対し「夢を持ち続けること」と答えられたことです。萩原さんはオリンピック出場やメダル獲得を目指してご活躍されていましたが、競技生活を終えた後も新しい夢を持ち人生を歩まれています。社会に出てから夢を描く機会が減ってしまった気がしていましたが、夢を持つのに環境や年齢は関係ないのだと教えられました。どんなときも笑顔で、感謝を忘れずに、夢を持ち続けて生きていきたい。そう思わせてくれる素敵なセッションでした。

20代 女性 (社会人)

セッションの感想

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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