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「グループの仲間は、私のホーム」 第8期生修了生 露崎英子(大学生)

高まる期待と少しばかりの不安を胸に迎えた入塾式から始まった福澤文明塾。 毎回のセッションとグループワークに追われながら、まさに手探りで駆け抜けた3か月はこれからも鮮明な記憶とともに私にとってのひとつの原点として残っていくことでしょう。

Youの立場になって考える

私の所属したコアプログラム8期Cグループは異なるバックグラウンドを持った6人の仲間でした。ここまで1人1人が最高のパフォーマンスを求められる場はなかなかなく、各自の強みを最大限に生かすことの難しさを体感しながらも、最後は一丸となって無事最終発表を迎えられたのは、他でもないこの6人のおかげであり、グループワークを通して多くのことを学びました。それまでなら敬遠してしまっていたような人とも本気の議論と対話を交わす中で相手に少しずつ歩み寄れるようになり、以前の自分の姿勢を恥じるとともに、Youの立場になって考えることの大切さを、身を持って学ぶことができました。入塾面接で面接官の方(後に事務局の本間さんと知りました。)が、「今は苦手なタイプの人でも、福澤文明塾を経たら好きになれるかもしれない」と仰っていた言葉がまさに現実になりました。主張するとはすなわち反論されることである、との講師の方のお言葉通り、本気で相手を理解し共感しようと思ったら、対立を恐れてはいけないのだと心から感じました。そんな試行錯誤を経て、素晴らしいチームとなることができたCグループは私にとってひとつのホームとなりました。

仲間に頼ってもいいんだ

そして忘れてはならないのが同期55人の存在の大きさです。正直言うと最初は3か月ではそこまで関係が深まることもないだろう、と思っていたのですが、何のご縁かこの福澤文明塾に集いし55人は私にとってかけがえのない仲間になりました。始めの方は8期といっても各グループの集合体にすぎないようだったのですが、プログラムが進む中で、徐々に一人一人が‘期’を意識し始め、グループの垣根を越えて互いに支え合い、切磋琢磨をし、8期を作りあげていきました。その中で私が特に心に感じたのは、人の暖かさでした。それまでの私は、夢を叶える、未来貢献をする、ということは一人で頑張らなくてはいけない、辛く、孤独な道だとどこかで感じていたように思います。しかし、より良い未来を創りだすには自分一人の力だけでは限界があり、仲間に頼ってもいいんだ、ということに気づきました。有難いことに、この福澤文明塾にはその夢に真剣に耳を傾け、力を貸してくださる仲間がいます。声をかければすぐに手を挙げ、行動に移してくれる仲間がいます。私が今、着実に、描く未来に向かって1歩踏み出せるようになったのも、同期をはじめとする福澤文明塾の素晴らしい仲間に出会えたからだと思っています。まだまだ未熟な私ですが、これからも福澤文明塾の仲間と互いに助け合い、支え合いながら、未来貢献を果たしていきたいと思っております。

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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