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「人生の次なるステップに進むきっかけ」 第8期修了生 原田典子(会社員)

社会人となってずいぶん経ちます。仕事を通じて自分自身を磨いて いくこと。そのなかでリーダーとなり、人様、社会に貢献できるの では、と思いながらその場その場をなんとかしのぎ、気づけばアラフィフに突入しておりました。年齢と共にインプットが極端に少な いことに気付き、仕事歴も人生において折り返しを過ぎ、このままではまずいと思っているときに福澤文明塾を知り、お世話になりました。 ビジネススクールに通う友人らにも相談しておりましたが、学問を学ぶというよりも、さまざまな人との交流を通じ絶えずブラッシュアップし、自分を進化させていけば、また違う思考が生まれたり、 それをかたちとして何かが出来るのではと考えていました。 ただ、年齢的に今からでも大丈夫かという漠然とした不安はありま した。

血となり、肉となる予感

福澤文明塾の期間中は、同じ思いなのにまとまらないグループワークの夢ばかりみていたり、課題をする時間の工面をすべく、娘たちを早く寝 かせ、夜なべや早起きの連続でした。それでも疲れを感じることはあ りませんでした。自分自身の中で何が変化したのかを感じる暇もまっ たくありませんでしたが、セッションの1つ1つが自分にとって血と なり肉となっていくのでは、という感覚は強くありました。 リーダーの話を聞く、自らの意見をしっかりもって討論する、そこに は年齢や仕事でおかれた立場、キャリアはまったく関係がなく、自分の凝り固まった価値観を改めていかなくてはと感じた3ヶ月間でした。 そしてこころやからだを整えるという目的のセッションがあったことも印象的でした。

これからも今まで以上に試行錯誤を

プログラム修了後、自分で振り返りをしていく中で改めて感じたのは、一緒に 学んだ方々の多様な価値観を目の当たりにできたことや、自らが動かなければ ひとつとして自分のものとならないということです。 そして、緊張感のあふれる場に自分をおくことで、このままではいけない、まだまだ自分は進化していかなくてはならないと、自分自身の次の展開を考える機会を得られたのと思っています。 今更ながら一年後、五年後、そして十年後の自分はどうあるべきか。 たとえその十年後が還暦近くなっていたとしても、成長しつづけるには、どうしていくべきか。それを仕事の中から見出していくのはどうしたらよいのか。その結果、何が生まれるのか。それは自分が納得できるものになりうるだろうか。自分にとっても社会にとっても何がベストなのか。 まだまだ答えは出そうにもありませんが、着実に進んでいかれるよう 毎日を今まで以上に試行錯誤し、考えて過ごしています。

募集要項

※ 福澤文明塾生の所属は、原稿作成時のものです。

※ 講師のプロフィールは、プログラム開催当時のものです。

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